赤ちゃんへの初めてのプレゼント ベビーリング

海外のセレブの間では、赤ちゃんへベビーリングを贈るのが人気です。最近では手頃な値段で購入することができるようになったため日本でも広まっています。

はじめに

「銀のスプーンをくわえて生まれてきた子どもは幸せになる」という言い伝えを知っていますか? 西洋では古くからこの言い伝えにのっとり、出産祝いとして赤ちゃんに銀のスプーンを贈る習慣があります。一生食べ物に困ることなく、富と幸せを手にしてほしいという子供への願いが込められた習慣です。そこから派生したのかどうかは定かではありませんが、海外のセレブの間では親から赤ちゃんへベビーリングを贈るのが人気です。これまで高価だったベビーリングも、最近では手ごろな価格で購入することができるようになり、日本でもこの習慣が広まってきています。

ベビーリングとは?

新しく生まれたベビーリングを贈る習慣。具体的にいつから始まったのかはわかりませんが、元気で健やかに育ってほしいという願いがこもっているのは、シルバースプーンと同じです。小さなリングには赤ちゃんの誕生石をあしらうのが一般的。誕生石には魔よけと幸福を呼ぶというふたつの意味が込められています。赤ちゃんの指のサイズに合わせて作られた指輪は、とても小さく、口に入れてしまう可能性もあるので赤ちゃんに持たせるのは危険です。そのため、ネックレスに通してお母さんが身に付け、一緒にいる赤ちゃんを守るという使い方もあります。また、赤ちゃんが大きくなった時に、ファーストジュエリーとして贈るという人もいます。

世界でひとつのオリジナルリング

誕生石を埋め込むだけでも、特別なアイテムになることには変わりありませんが、せっかくならもっとこだわって、世界にひとつだけのアイテムにするのもおすすめです。たとえば、指輪の内側に、赤ちゃんの生まれた日、生まれてきた時の身長と体重を刻印したり、いつか大人になった時に読んでもらいたいメッセージをいれたりしてもいいでしょう。また、ジュエリーブランドによっては、指輪をペンダントトップとして身に付けることを想定し、一緒に付けられるプレート状のペンダントトップがセットになったものもあります。リングに刻印が入りきらない場合は、プレートに刻印を入れることができます。指輪に埋め込む宝石も、1つだけではなく複数選べるブランドも。その場合、赤ちゃんと両親3人の誕生石を入れるのも素敵ですね。ベビーリングは親から子供への愛情がたっぷりつまった贈り物。取扱い方も含め、ベビーリングには細かいルールがあるわけではありません。ご夫婦で子供のことを想いながら、アイデアを出し合ってみてはいかがでしょうか?

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