指の関節が太い方編:結婚指輪の選び方

指自体は細いのに、なぜか指の第2関節だけが太い…。指輪選びがちょっと難しいこんな方のための、結婚指輪の選び方をご紹介します。

はじめに

指輪選びにちょっとしたコツが必要なタイプの方がいます。それは指の関節が太い方。指全体は細いのに第二関節だけが太い方は、どうしても指の付け根で指輪が回ってしまいがちです。そんな方に指輪選びのコツをご紹介します。

おすすめの指輪デザイン

一番のおすすめは、幅広の指輪です。幅が広い指輪と狭い指輪では、同じサイズのものをつけたとしても、幅が広い指輪のほうがきつく感じるといわれています。なぜなら、幅が広い分、指のお肉がほかに流れにくくなるからです。そのため、付け根で回ってしまうのを多少軽減することもできます。とはいえ、それでも回ってしまうという方もいらっしゃるでしょう。そういった方は、指輪の向きに決まりのないデザインのものを選ぶのもひとつの方法です。真ん中に石がついているものだと、回ってしまって石が手のひら側にきたら気になるものです。でも、一周ぐるりと同じデザインのものを選んでおけば、もし回ってしまったとしても気になりません。

サイズ選びはどうしたらいい?

また、サイズを選ぶ際は、ギリギリ関節を通るサイズのものを選びましょう。通常、指輪が抜けなくなるのが怖いからとスムーズに抜き差しできるサイズを選びがちですが、つけるときはすんなりつけられて、抜くときに多少の引っかかりを感じるぐらいのサイズで大丈夫です。もちろん指に痛みがない程度の引っかかりです。関節部分を抜くときには、手のひら側から指輪を押して、関節の上部分に隙間を作るようにしてから外すと意外とスムーズに抜けます。ただ、もし結婚指輪のサイズ選びで悩まれているのであれば、女性の場合、洗い物や洗濯など家事をしているうちに今より指が太くなる可能性があるので、大きいものを選んだ方がいいといわれています。

特に出産時に指がむくむので、小さいサイズにしたら外せなくなって困ったという声もよく聞きます。大きいサイズのものを選んだときに、やっぱり回ってしまうのが気になるという方は、指輪を装着したあとにサイズ調整できる「ピタリング」というアイテムがあるので、これを試してみてはいかがでしょうか。

アクセサリーショップやインターネット通販でも購入することができます。指輪をはめた後に指輪と指の隙間に挟むだけで指輪をぴったりフィットさせてくれます。透明の素材でできているというのもありますが、装着場所が指輪の手のひら側になる部分なので、つけていても目立ちません。

関節を鳴らすと指が太くなるって本当?

ちなみに、関節を鳴らすと指が太くなるという話をよく聞きますが、これは本当の話。関節が鳴るのは骨と骨の間にある滑液内に発生した気泡がはじけるからだそうですが、そのときにかなりの圧力の衝撃が生じているそうです。その衝撃波によって軟骨が傷つき、その損傷部分を修復しようと骨を太く頑丈にしてしまうのです。関節が太くなるだけでなく、靭帯や軟骨を痛めることになるので鳴らさないにこしたことはないそうです。気を付けましょう。

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