教えて! 結婚指輪が変色してしまう原因とその対策!

色や形にこだわって購入した結婚指輪。長年使っているとなんと変色が…ショックですよね。結婚指輪が変色する原因と、その対処方法をご紹介します。

はじめに

結婚指輪は、長年着用していると変色してしまうことがあります。まだ結婚指輪を買う前のあなたにとっては、驚きの事実かも?! しかし、それほど心配する必要はありません。購入した店舗によっては、変色をもとに戻してくれるアフターサービスがついていることが多いからです。

今回は、結婚指輪が変色してしまう原因と対策をチェックしてみましょう。

結婚指輪が変色してしまった! なぜ!?

まず、結婚指輪が変色してしまう原因を見てみましょう。

・もともとの素材が変色しやすく、つけていると自然に黒くなる

・化粧品などに含まれる油に反応する

・温泉に入ったとき、硫黄分に反応する

結婚指輪によく使われる素材には、プラチナやゴールド、ホワイトゴールド、ピンクゴールド、シルバーなどがありますが、中でも、ピンクゴールドとシルバーは変色が起きやすいといわれています。特にシルバーは、空気中の硫化水素と結合すると、黒く変色してしまいます。汗に含まれる硫黄の成分に反応することで、黒ずむことも。変色が頻繁に起きる代表的な素材といえます。

また、ピンクゴールドは、ゴールドに銅を加えている素材です。ゴールドは変色しにくいのですが、銅は変色しやすいので、ピンクゴールドはゴールドでありながら、変色しやすい素材として知られています。

結婚指輪が変色してしまったらどうする?

日々の生活の中で、結婚指輪が変色してしまったらどうすればいいのでしょうか?

素材によって、変色を戻す方法は異なるので、思いつきで自己流のお手入れをするのは避けたいところです。一番いいのは、購入店舗に問い合わせてメンテナンスをしてもらうことです。

とはいえ、シルバーの場合は変色することが多いため、自分で輝きを元に戻すためのグッズが売られています。例えば、表面を研磨するための専用クロスを使って磨く方法があります。正しい方法で磨けば、黒ずみが取れて、再び輝きを取り戻すことができます。

素材によっては変色を覚悟で結婚指輪を購入する必要がありますが、ある程度想定して、予防しておくことも大事です。予防策としては、あらかじめ変色しにくい素材を選ぶことが一番。プラチナやゴールドは比較的変色しにくいので、これらの素材から選ぶようにしましょう。また、変色を防ぐためには、硫黄分に近づけない、化粧品や薬品類を指輪につけないようにすることも大事です。硫黄は温泉の他、温泉の素などの入浴剤にも含まれることがあるので注意が必要です。

日々の定期的なお手入れやメンテナンスも変色を防ぐ大事なポイント。結婚指輪を永く同じ色合いで輝かせ続けるためにも、対策や予防策をしっかりと取りたいものですね。

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