母や友人からプレゼントが嬉しい!「リングピロー」の言い伝え

牧師が運んでくる結婚指輪に載せられている小さなクッションのようなものをリングピローを呼びます。キリスト教式ではよく使われるもので古くからの言い伝えもあるものです。「結婚指輪ランキング~人気ブランド2017~」。

はじめに

結婚式で、指輪交換の際に、よく牧師が運んできてくれる結婚指輪。指輪が載せられている小さなクッションのようなものを「リングピロー」と呼びます。

 

キリスト教式では、よく使われるもので、デザインや柄も凝った演出がされることが多いです。このリングピローには、古くからの言い伝えもあるのです。

 

今回は、そんな結婚指輪のリングピローにまつわる色々なお話をご紹介します。

 

結婚指輪を載せるリングピローの特徴

最近では、結婚式の前に、母親や友人から手作りのリングピローがプレゼントされることは、ある意味定番になっているところがあります。

 

リングピローは、式場の演出に合ったさまざまなデザインで作られることが多く、例えば、貝殻をアレンジしたもの、ウェディングケーキの形のクッションなど個性的なデザインのものがあります。神前式では和風のリングピローが使われることも。

 

二人で一生懸命選んだ結婚指輪は、ぜひ素敵なリングピローに載せたいものですね。

 

ところで、リングボーイやリングガールの存在をご存知ですか? 彼らは、リングピローに載せた結婚指輪を、新郎新婦や牧師の元に届ける子どものこと。4~10歳くらいまでの子どもがその役目を担うことが多いようです。純真無垢な子どもが持つ可愛いリングピローは、それだけで絵になりますよね。

 

赤ちゃんのファーストピローにするといい!?

新婦の母親による手作りのリングピローには、もっと違う意味も込められているといわれています。その違う意味とは、リングピローにまつわる言い伝えにもかかわっています。リングピローには、新郎新婦の間に赤ちゃんが産まれたときに、「初めての枕として使うと健康に育つ」という言い伝えがあるのです。「ファーストピロー」と呼ばれ、サイズとしても赤ちゃんの小さな頭には、枕としてぴったり。新婦の母親が、孫の幸せまで考えて、娘の結婚祝いをせっせと手縫いで手作りしてプレゼントするというのは、想像しただけでなんだか幸せな気分になりませんか?

 

最近では、リングピローの手作りキットも売られています。クッション自体はすでに用意されていて、そこにパールやビーズを縫っていくものもあるので、誰にでも簡単にできそうです。もし可能であれば、お母さんにおねだりしてみるのもいいかも知れませんね。

 

リングピローには、幸せな言い伝えやイメージが満載。結婚式で使われる小物の一つ一つに心を込めて、式に臨みましょう!

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