指輪をすると指が痛い!何が原因なの?

指輪をすると指が痛くなる理由はさまざまあります。生まれつきの手の形や指のむくみ、ガングリオン等…悪性腫瘍の場合もあるので、気になる方は病院へ。

はじめに

指輪をつけていると指が痛いときがあるという声をちらほら聞きます。指の痛みの原因は一概には言えないのですが、そのいくつかをご紹介します。

指輪がきつくなって痛む

以前は痛くなかったのに最近痛みが起こるという場合に考えられるのは、太ったりむくんだりしてサイズが合わなくなった可能性です。ひどくなると指に食い込むようになり、指輪が抜けなくなってしまうかもしれません。一念発起してダイエットをという方はそのままでも構いませんが、その予定がない方は、ジュエリーショップに持って行ってサイズ大きくしてしまうのがおすすめです。きついままつけていると、そのうち外せなくなってしまうので気を付けてください。ただ、むくみが原因の場合、むくみは季節や時間帯によって変化するので、すぐにサイズを変えてしまうと、むくみがなくなったときにゆるくなってしまうかもしれません。きついときは外すようにするなどして、しばらく様子を見たほうがいいでしょう。一般的に夏場や夕方は指がむくむといわれています。

手の形による痛み

程度の差はありますが、人によっては指と指の間の部分の皮が水かきのようについている手の方もいらっしゃいます。そういった方の場合、指輪が水かき部分に当たって痛みが出るということがあります。普段指輪をつけない方は特に、結婚指輪を選ぶ際に自分の手にそういった特徴があると気づかずにデザインを選んでいるかもしれません。水かきがある方は、直線ラインのものは水かき部分に当たりやすいので、S字やV字のデザインのものを選ぶと痛みを解消することができます。

もしかしたらガングリオンかも

また、指輪をつけている指の関節部分に小さなこぶのようなものができて痛みを感じるケースもあります。これはガングリオンの可能性があります。

ガングリオンとは、関節の近くにできやすいできもので、関節の中にある液体や、骨の潤滑油である滑液が蓄積してゼリー状になったものです。その原因は解明されておらず、一説には手を酷使したり、ぶつけたりするとそこを守ろうとしてできるというものがあり、指輪を通すたびに関節がひっかかると、指を守ろうとしてガングリオンができることがあるそうです。

それ自体には特に炎症があるわけではなく、痛みはないのですが、神経を圧迫するような場所や大きさでできると痛みが出てしまいます。その場合は、皮膚科または整形外科で診察を受けて、たまっている液体を抜いてもらえば治ることもあります。ただ、まれに悪性の腫瘍の場合もあるので、痛みの有無に関係なく、何か異物ができていると思ったらすぐに病院に行くのが賢明です。

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