結婚指輪のトレンドデザイン2016

今ではさまざまなデザインの結婚指輪が登場し、お二人のスタイルに合わせて選ぶことができるようになりました。そこで、現在の結婚指輪のトレンドデザインをご紹介します。

ライター:
島袋芙貴乃

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結婚指輪のトレンドデザイン2016

結婚を控えたカップルの気になる話題のひとつと言えば「結婚指輪」。ひと昔前までは「プラチナで装飾のない極力シンプルなもの」が好まれる傾向がありましたが、数年前からはダイヤ入りの結婚指輪が主流になるなど、時代の流れとともにそのデザインや使用される素材も多様に進化しています。そこで今回は、今まさにトレンドの結婚指輪はどんなものなのか、流行りのデザインを紹介していきたいと思います。

トレンド01:表面加工が施された“テクスチャー美人”なデザイン

素材の輝きを活かした表面が滑らかなデザインが多かった結婚指輪ですが、今注目なのは表面にユニークな加工が施された“テクスチャー美人”な結婚指輪。

表面に加工が施されることで指輪の表情がぐっと豊かになることに加えて、見るたびにテクスチャーに込められた想いを噛み締めることができる、ひと味もふた味も違った楽しみ方ができるデザインです。どんな服装にも意外とマッチするので、一生を通して二人に寄り添い続ける結婚指輪です。

■Type01:二人の愛を「噛み」しめることをイメージした凸凹加工

■Type01:二人の愛を「噛み」しめることをイメージした凸凹加工

(ブランド名:SORA(ソラ)「CHEWRING(チューリング)」)
http://www.sora-w.com/works/marriage-ring/2391/

リングの名前に入っている「CHEW(チュウ)」は「噛む」という意味で、実際のリングにも歯形で凸凹がつけられユニークなデザインの結婚指輪です。二人が一緒にいられることや、お互いへの愛をじっくりと噛みしめる…そんな気持ちにさせてくれそうなリングです。

■Type02:初心を思い出させてくれる羽のモチーフ

■Type02:初心を思い出させてくれる羽のモチーフ

(ブランド名:アイプリモ「varuna(ヴァルナ)」)
http://www.iprimo.jp/marriage/rings/varuna.html

表面の繊細なカットは、羽をモチーフにしたという個性的なデザイン。「これから羽ばたくふたりの人生を祝福し、見守っていきたい」というメッセージが込められており、結婚を決意した時の初々しい気持ちをいつまでも忘れずに覚えていることができそうです。

■Type03:ふたりの愛を紡いでいく「年輪」をイメージした木目模様

■Type03:ふたりの愛を紡いでいく「年輪」をイメージした木目模様

(ブランド名:俄「京杢目」シリーズ)
http://www.niwaka.com/bridal/kyo-mokume/

指輪全体に渡って施された途切れのない木目模様は、年月を重ねる度にできる木の年輪をイメージしてデザインされています。指輪を見るたび、二人で積み重ねてきた日々の記憶を呼び起こしてくれるような、不思議な感覚にさせてくれる結婚指輪です。

トレンド02:付けているだけでオシャレで華やかにきまる“エタニティ”デザイン

シンプルなイメージの強い結婚指輪の概念を覆す、“エタニティ”デザイン。ぐるっと指輪一周分、又は半周分にダイヤが配置されているリングで、豪華でありながらも気品にあふれているのが特徴です。

また、エタニティリングは付けているだけで上品さを演出してくれるので、カジュアルな服装の時でもぐっと華やかでオシャレな印象に仕立ててくれる所も人気の理由です。

■Type01:繊細なディテールに上品さと可憐さが交互するデザイン

■Type01:繊細なディテールに上品さと可憐さが交互するデザイン

(ブランド名:GINZA TANAKA「ハーフエタニティリング [SP35EHGW] (Pt950[SSP]」)
http://bridal.ginzatanaka.co.jp/products/eternity/detail.php?r=SP35EHGW

ギリシャ神話に登場する王女が、結婚する際に贈られたという「冠」をモチーフにしたデザインです。小さなメレダイヤが散りばめられていることで、上品さの中に可憐な印象も与えてくれます。

■Type02:独創的で凛としたイメージの大人顔リング

■Type02:独創的で凛としたイメージの大人顔リング

(ブランド名:アイプリモ「patalena(パタレナ)」)
http://www.iprimo.jp/marriage/rings/patalena.html

独創的な「面」使いが特徴のリングは、シャープでありながらも凛とした女性の気品を感じます。ペアでセットになる意味が込められており、レディースのメレダイヤは豊かに実る「幸せの花」、メンズの鏡面のスクエアは、その花々を照らす「太陽の光」を表しています。

■Type03:敷き詰められたダイヤが輝く、とびきり贅沢なマリッジリング

■Type03:敷き詰められたダイヤが輝く、とびきり贅沢なマリッジリング

(ブランド名:ラザールダイヤモンド「DUKE(デューク)」)
http://www.lazarediamond.jp/collection/marriage/duke.php

リングの上下にあしらわれた細かなミル打ち加工が、指輪の優美さを引き立てているデザイン。表面をダイヤとミル打ちで埋め尽くすことによって、通常のエタニティよりも更に華やかな印象をもたらす豪華な指輪です。

ふたりだけの特別なリングを見つけよう

時代と共に変わっていく結婚指輪のトレンド。「結婚指輪はシンプルなものを」というイメージが薄れてきたことにより、そのデザインや選択の幅もどんどん増えています。たくさんあって迷ってしまう…と悩むこともあるかもしれませんが、結婚指輪は愛着の湧くものを選ぶのが一番。デザイン、込められた想いなど、その指輪の背景までをしっかりと理解した上で、一番しっくりくる、“ふたりにとっての特別なリング”を、ぜひ見つけてください。

島袋芙貴乃

編集者・ライター

月刊ライフスタイル誌の立ち上げ・編集、ブライダル情報誌の編集を経て2015年10月よりフリーランス活動を開始。人への興…

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