結婚指輪はプラチナが主流!結婚指輪のトレンド徹底解剖

デザインやブランドが重視されがちな結婚指輪ですが、長期間使うなら素材は無視できません。結婚指輪の素材としてメジャーなプラチナは、いったいどのような特徴があるのでしょうか?ほかの素材と比較しながら、メリットや注意点などをご紹介します。

デザインやブランドが重視されがちな結婚指輪ですが、長期間使うなら素材は無視できません。結婚指輪の素材としてメジャーなプラチナは、いったいどのような特徴があるのでしょうか?ほかの素材と比較しながら、メリットや注意点などをご紹介します。

結婚指輪の素材は約8割が「プラチナ」

ゼクシィ結婚トレンド調査2016よれば、結婚指輪の素材の割合は、夫がプラチナ81%に対してゴールド9%。妻はプラチナが78%に対してゴールドが12%。男女ともに、圧倒的にプラチナの割合が高くなりました。
最近は女性を中心にピンクゴールド系の色味が好まれていますが、やはり結婚指輪の素材はプラチナが主流のようです。

プラチナとはどんな金属?「ホワイトゴールド」との違いは?

ビジネスシーンや公式な場にも合うプラチナやホワイトゴールドは、結婚指輪の素材としても人気です。
また、プラチナとホワイトゴールドはどちらも加工に適した素材なので、ジュエリーとして用いるのに適しているのも人気の秘密です。
結婚指輪をオーダーする際に「プラチナとホワイトゴールドの違いは何だろう?」と疑問に思っている方も多いです。
好みのタイプを選べるように、その違いについてみていきましょう。

まず、プラチナもホワイトゴールドも「白い貴金属」なので、見た目はほとんど同じです。
ただ、プラチナは「白金」と呼ばれる天然貴金属で、素材そのものは鈍い銀色です。
ホワイトゴールドは「金」なので、素材そのものは黄金色の天然貴金属。その見た目を白くするために「銀」や「パラジウム」などの白い金属混ぜ、白い金属に加工しています。

プラチナの特徴はその柔らかさとしなやかさにあります。
金に比べると変形しやすいのですが、元にも戻しやすい性質を持っているため、メンテナンスもしやすいです。
プラチナならではの柔らかく曲がる特性を生かした宝石のセッティングやデザインがあり、こだわりのデザインリングを楽しみたいという方にもおすすめの素材です。

一方、ホワイトゴールドはプラチナよりもコストをかけずにデザインすることができ、コストパフォーマンスが良い点がメリットです。
ただし、黄金色の金属に白い金属を混ぜて白くしているため、長期間使用していると色戻りするリスクがあります。

なぜ結婚指輪に多い?プラチナの魅力とは

それでは、なぜ圧倒的にプラチナの人気が高いのでしょうか?

プラチナのメリットは、日常使いをしても色が変わらず、美しさを長く保てることにあります。
酸やアルカリ、汗などにも非常に強いので温泉に入っても変色・変質しません。
結婚指輪は何十年も使うものなので、こうした品質の維持が欠かせません。
アウトドアの際に着けたり外したりすると、紛失するリスクが高まります。
こうしたリスクを避けるためにも、変色・変質の可能性が少ない強い素材を選ぶ必要があります。

そして、プラチナの耐熱性もかなりのもの。
金の融点が1063℃、銀が961℃に対し、プラチナの融点は1772℃と非常に高く、普通の火事くらいでは溶けません。
「家が火事で焼けてしまったが、焼け跡からプラチナのリングがそのまま出てきた」なんて話もあるくらいなので、万が一火元の近くにあっても無事に返ってくることでしょう。

また、粘性が高いため、石留めの爪の強度が高いのも支持される理由の一つ。
高価なダイヤモンドなどの石をしっかり留めておけるので、日常使いする結婚指輪の素材にピッタリです!
せっかく純度の高いダイヤモンドを選んでも、外れて落としてしまったらショックですよね。
高品質のダイヤモンドを結婚指輪に用いたい方は、プラチナを選ぶのがおすすめです。

また、渋い銀色で落ち着いたイメージなのでビジネスシーンにも合います。
プラチナの年間産出量は金のだいたい20分の1程度。
希少性が高いため、日本ではゴールドよりもプラチナのステータスが高いです。
プラチナの結婚指輪は、日常使いしても違和感がなく馴染みのある素材であるといえます。

また、プラチナの無垢な白さが人生の節目である婚約・結婚にふさわしいとも言われています。
結婚指輪や婚約指輪は縁起物でもあるので、ゲン担ぎする方も多くいます。
もし素材で迷っている場合は、これだけ根強く支持されているプラチナの指輪を選ぶのがおすすめです。

プラチナの指輪の注意点

ホワイトゴールドが良く伸びる素材なのに対して、プラチナは粘り気が強い素材です。
この粘り気があるからこそ、ダイヤモンドを留める爪がわずか1mm以下のサイズであっても折れることなくしっかりと留められるのです。
純度100%にしてしまうと粘り気が強く出すぎてしまうので、大抵90%前後で使用されることが多いです。

ただし、純度を90%にしてもまだ粘性が強いため、ゆっくりとした力が長くかかるとリング全体が変形する可能性があります。
そのため、長時間力を与えてしまわないよう、保管には気を付ける必要があります。
きちんとしたリングケースなどに入れて、バッグの中で圧力をかけてしまわないように気を付けましょう。

プラチナもホワイトゴールドも非常に安定した素材なので、結婚指輪に向いている素材です。
ただ、長期間使用すると磨く必要があり、メッキがはがれた際の地色の違いが重要視されます。
そのため、できればプラチナを選んだ方が良いでしょう。

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