神社で結婚式をするメリット&おすすめの撮影シーン

神社は日本の伝統が感じられ、厳かな結婚式が実現できる場所です。白無垢は神社での神前式でしか着ることができない和装の最上級。ほかにも昔から伝わる儀式などが多数あり、花嫁行列など和の格式が感じられる演出も可能です。神社での結婚式を考えている方に向けて、メリットや特徴、おすすめの撮影シーンをご紹介します。

神社は日本の伝統が感じられ、厳かな結婚式が実現できる場所です。白無垢は神社での神前式でしか着ることができない和装の最上級。ほかにも昔から伝わる儀式などが多数あり、花嫁行列など和の格式が感じられる演出も可能です。神社での結婚式を考えている方に向けて、メリットや特徴、おすすめの撮影シーンをご紹介します。

厳かで格式高い。神社での結婚式のメリット

【1】和装が楽しめる

神社は日本の式が感じられる美しい景観で、白無垢や打掛と言った花嫁衣裳がしっくりとなじむロケーションです。花婿も和装を楽しむことができ、ウエディングドレスやタキシードとは全く違った凛とした佇まいで挙式を行えます。

神社の赤に映えるのが白無垢。打掛はもちろん、帯や小物まで純白で統一した白無垢は、和装の中でも一番格式高いものとして愛され続けています。神前式でしか着ることができないので、白無垢は神社での結婚式の特権。白無垢には今までの自分を捨てて、新しい家に嫁ぐと言う意味があり、新しい人生の一歩を踏み出すのにふさわしい衣装です。

色打掛は白以外の彩り華やかな打掛で、今では白無垢と同格の花嫁衣装として人気を高めています。白無垢のお色直しとしてはもちろん、一般的な挙式でドレスの後のお色直しに選ばれることもあります。カラフルな分パッと華やぐルックスで写真映えがいいのですが、周りの風景やじゅうたんと被らないように色合いに注意して選ぶのがおすすめ。

そして、地面に着くくらいに長い裾が珍しい引き振袖も花嫁の和装として人気です。江戸時代から昭和初期まで花嫁衣装として一番の人気を誇った黒地の「黒引き振袖」にそでを通せば、キリリと引き締まった粋な花嫁姿を披露できます。黒色には、「あなた以外の色には二度と染まることはありません」といった意味が込められていて、一途な花嫁の愛が伝わる衣装でもあります。

【2】日本の伝統を体感できる

神社挙式は日本の昔ながらの挙式方法です。室町時代から伝わるスタイルで、一般的な結婚式とは全く違った厳かな雰囲気があり、ピンとした緊張感に包まれます。その分、挙式の重みもあり、結婚の実感を得やすいスタイルでもあります。年配の親族の受けがいいので、家族挙式を検討している方にもおすすめです。

特に印象深いのは、雅楽の音色を奏でながら行う花嫁行列「参進」です。家族とともに歩く儀式は格調高く、一歩進むごとに新たな思いと今までの思い出が交錯するような心地になります。

盃を交わして親族同士がひとつになる「三々九度の盃(さんさんくどのはい)」や二人の心を玉串に乗せて神に捧げる「玉串拝礼 (たまぐしはいれい)」といった王道の儀式に加えて、最近は要望に合わせて挙式演出を取り入れることも可能になってきました。たとえば、ヴェールダウンの代わりに、母親が花嫁に紅をさしてもらうといった粋なアイデアもあります。父親といっしょに入場できる場合もあり、演出の希望があれば事前に相談しましょう。

神社の結婚式ならでは!和の気品が香る撮影シーン

【1】金沢の伝統「花嫁のれん」

花嫁のれんとは、金沢地方で幕末から伝わる婚礼の風習です。花嫁が嫁入りする際に、嫁ぎ先の仏間にのれんをかけ、それをくぐるというもの。くぐった後、先祖のご仏前に座ってから結婚式がスタートします。鮮やかなのれんが美しく、和装の花嫁がくぐるだけで絵になります。和装とのバランスを見ながら、好きな色合いの花嫁のれんを選びましょう。

【2】花嫁行列

神社の神職と巫女が先頭に、新郎新婦、両家の親、親族の順に並んで歩く「花嫁行列」も写真残したいワンシーン。格式高い和装で本殿に向かう列は厳かな雰囲気に包まれ、格式高い挙式の風景を残せます。花嫁の白無垢と神社の赤が美しいコントラストを描き、はっと息を飲むほど凛とした魅力に満ちたものに。もちろん色打掛や引き振袖もはっきりとした色が鮮やかなので、写真映えはばっちりです。

【3】三々九度の盃

夫婦の契りを交わす儀式で、大中小3つの盃で3回注いで各3回で飲みます。つまり新郎新婦合計で9回お神酒を飲み、一生苦楽をともにする誓いを立てるのです。このお神酒を飲む瞬間は定番の撮影シーン。
裾が重いので、持ち上げる時に腕に力を入れてしっかり口元まで盃を持っていくのが美しい写真を残すポイントです。本番前に一度手元を口に持っていく練習をしておくのがおすすめ。きちんと腕を上げ、姿勢はまっすぐのまま、凛とした花嫁姿を写真に撮りましょう。

神社での結婚式は、一般的なゲストハウスやホテルでの結婚式とまったく雰囲気が異なり、新郎新婦の衣装も和装になるので個性が表現できます。凛とした気品のある和装婚にするなど、周囲とは被らないオリジナルの魅力を出して、一生に一度の結婚式を自慢の結婚式へと格上げしましょう。昔ながらの伝統が感じられる神社では、どんな写真も厳かな雰囲気に仕上がり、感動的な儀式を執り行うことができます。

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