結婚指輪のサイズ、どうやって測ればいい?

婚約指輪を購入する際に、大切なのがサイズ。常につけているものだからこそ、身体にフィットしたものを購入したいものです。しかし、指輪のサイズはどのように測るのでしょうか。指輪サイズの測り方をご紹介しています。

はじめに

結婚準備が着々と進むカップルのみなさん、今、どんな気持ちでいますか? きっとウキウキする気持ちと共に、これから来る大きな変化と責任感から、緊張感に満ちているという方も多いのではないでしょうか。不安もあると思われますが、二人で結婚指輪を身につけて新生活をスタートさせることをイメージすれば、テンションも上がるはず! はりきって結婚指輪を選びましょう。

まず、結婚指輪を買う前に必要なのが、二人の指のサイズを確認しておくこと。一般的に結婚指輪は毎日、しかも生涯にわたってつけるものなので、慎重に自分の指に合ったものを選ぶ必要があります。

そこで、結婚指輪のサイズを測る方法をご紹介します。

指輪のサイズを測る方法は?

一般的に、指輪のサイズを測るには、お店で指輪を試着して測る方法、リングゲージで測る方法、今まで使っていたリングを測る方法といった3通りの方法があります。

お店で試着しながら測るのが一番確実!

お店で購入する場合は、実際に試着をして自分にぴったりなものを見つけるのが一番です。一つではなく、色々な指輪を試着させてもらい、つけ心地の違いをよく確かめておきましょう。
あまり多く試着するのはどうかと思うかもしれませんが、納得するまで行うのがポイントです。

最近では、インターネットなどで結婚指輪を購入することができます。この場合は実際にお店に出向くことなく買えるという利点もありますが、試着が思う存分できないというデメリットもあります。ネット販売をするお店ではリングゲージを貸し出してくれるところもあるので、このレンタルを利用してサイズを測ったり、リングゲージを購入して自分でサイズを調べるといいでしょう。
また、いままで持っていたリングのサイズがぴったりであれば、そのサイズを購入するという方法もあります。持っているリングのサイズが分からなくても、サイズ棒というもので測ることもできます。

きつめ?ゆるめ?結婚指輪のサイズの選び方

結婚指輪を選ぶときに、「試着した時はぴったりだったのに結婚式後につけてみたらサイズが合わなくなった」「結婚式から数年経ったら指輪が合わなくなった」といったサイズ関連のトラブルはなるべく避けたいですよね。しかし、これらのトラブルを完璧に回避できる指輪を選ぶことは非常に難しいです。
何故ならば、指のサイズは短期的にも長期的にも変化があり、実は一日のうちでも変わりますし、季節や年月によっても変化してしまうからです。では、完璧とは言わないまでもサイズ関連のトラブルを避けるためには、きつめの指輪を選んだ方がいいのでしょうか?それともゆるめの指輪を選んだ方がいいのでしょうか?

きつめ・ゆるめは個人の好みで決めてOK!

きつめの指輪がいい、ゆるめの指輪がいいというのは、「しっくりくる」「ぴったりと合う」といった感覚に個人差もあるため、最終的には試着した時の着け心地から選ぶのが一番です。
ただ、きつめの指輪を選ぶよりはゆるめの指輪を選んだほうが、「入らなくなってしまった」「抜けなくなってしまった」というようなトラブルは起こりにくくなると思われます。

しかし、あまりにもゆるい指輪だと指輪の位置が安定せずズレてしまったり抜けてしまう恐れがあるので注意が必要です。
例えば石の入った結婚指輪で、外側に石がくるようにしたいけれど、ゆるい指輪だと石の重みで指輪がくるくると回ってしまい、石の位置が安定しないということがあります。

むくみやすい方や出産を予定している方は要注意

また、むくみやすい体質の人は、きつめの指輪を選んだことで取りたい時に外れにくくなったり、跡がくっきりとついてしまうということがあります。第2関節が太めの人がきつめの指輪を選んでしまうと、着けるのに苦戦することがあります。結婚式で指輪の交換などを考えている場合は、はめた状態だけでなく、着け外しがスムーズかも考慮して購入するといいでしょう。

さらに、妊娠中に購入する場合もきつめの指輪は要注意。
妊娠後期になると、通常よりむくみやすくなることがあるので、少しゆるめと感じる指輪を選んだほうが無難かもしれません。
もし重ね付けを想定しているのであれば、ある程度ゆるめの結婚指輪でもいいでしょう。
もう一つの指輪を上にしてしまうので、多少ゆるくても上下に動いたりすることはなくなります。

道具を使って自分で測る

指輪のサイズはお店以外でも、リングゲージやこれまでのリングでも知ることができます。

リングゲージでサイズを測る際には、まず測る時間帯を考慮しましょう。なぜなら、指のサイズは一日のうちで、ワンサイズは変化するといわれているからです。一日を通して何度か測ってみれば、自分のだいたいの指のサイズが分かるでしょう。午前10時から午後4時くらいまでが、もっとも指のサイズに変化がない時間帯だといわれているので、標準時、むくみがちな時、細くなる時などそれぞれ把握しておきましょう。

また、同じリングでも何回かつけてみることも大事です。つけていくうちに、指通りがよくなることもあるからです。また、指の第二関節を通るギリギリのサイズが、合うサイズだといわれています。これも目安にしてみてください。

リングゲージ自体は、無料貸出を行っているアクセサリーショップもありますので、ぜひ利用してみましょう。

また、これまで使っていた指輪がジャストサイズというのであれば、それを参考にするのが早いでしょう。指輪のサイズは「サイズ棒」と呼ばれるもので測ることができます。

パートナーと共に、自分に合う指輪のサイズをしっかりと測って、購入した後に後悔のないようにしたいですね。

結婚指輪のサイズが合わなくなったら

もし、結婚してから指輪のサイズが変わってしまったときは、ほとんどの場合、購入した店舗でサイズ変更することができます。
しかし、ミル打ちの指輪や凝ったデザインの結婚指輪などでは、サイズ変更できない場合もあるので注意が必要です。
購入時にサイズ変更ができるかどうかは、必ずお店に確認しておくといいでしょう。

サイズを大きくするのは一度カットして素材を足して、溶接するというやり方法というのが一般的ですが、内側を研磨する場合や金属を叩いて伸ばす方法など、その指輪によってさまざまです。一方で、小さくする場合は切り離して一部を切除するやりかたや、素材を付加して内径を小さくする方法などがあります。

サイズ変更が無料のブランドも!

購入した店舗であっても、サイズ変更が無料の場合と有料の場合があります。多くのブランドでは一年以内、一回までなら無料というシステムがついていますが、ハイブランドの結婚指輪では、期間に関係なく有料という場合も多いようです。
また、サイズ直しをして戻ってくるまでの期間もデザインがこっている場合は時間がかかる場合もあります。
ハイブランドで一度職人のいる海外まで郵送しないといけない場合など、数か月かかる場合もあります。

サイズ選びの参考に!指輪のサイズ表

自分のサイズがどれくらいかを知っておけば、この先ファッションリングを買うときにスムーズで便利です。指輪は「cm」「mm」などの単位ではなく「号」で表されます。以下に指輪のサイズ表をご紹介するので、サイズ選びの参考にしてみてくださいね。

号数 直径(mm) 円周(mm)
1号 13.0 40.8
2号 13.4 41.9
3号 13.7 42.9
4号 14.0 44.0
5号 14.4 45.0
6号 14.7 46.1
7号 15.0 47.1
8号 15.4 48.2
9号 15.7 49.2
10号 16.0 50.3
11号 16.4 51.3
12号 16.7 52.4
13号 17.0 53.4
14号 17.4 54.5
15号 17.7 55.5
16号 18.0 56.5
17号 18.4 57.6
18号 18.7 58.6
19号 19.0 59.7
20号 19.4 60.7
21号 19.7 61.8
22号 20.0 62.8
23号 20.4 63.9
24号 20.7 64.9
25号 21.0 66.0
26号 21.4 67.0
27号 21.7 68.0
28号 22.0 69.0

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