指輪の金額は女の価値に関係ある?

結婚指輪や婚約指輪はできるだけ素敵なものをつけたいと思いますよね?しかしそれを指輪の金額だけで考えるのはいかがなものでしょうか。

はじめに

いいものを身に着けたい!と思うことは、女性に限らず、人間なら当たり前の気持ちです。

誰だって婚約指輪や結婚指輪は素敵なものをつけたいですよね? しかし、「いいもの」とは果たして何を物差しにして評価できるのでしょうか? そう尋ねられたら、ほとんどの人は「金額」と答えるかもしれませんね。

でも、金額の高い指輪をもらったからといって、それはほんとうに「いいもの」でしょうか。

愛情をお金でしか表現できないとしたら、「そのほうが、愛情が薄いんじゃないの?」あなたもきっとそう考えるのではありませんか。

そうは言っても、旦那さんが過去に付き合っていた女性にあなたとの結婚指輪よりも高い指輪をあげたことがあったら……。やっぱり、気にするかもしれませんね。

結婚指輪の金額は女の価値に関係ある?

はっきりと言いましょう。答えはNOです。金額が女の価値に関係するなんて、それは自信のない人が考えることで、高い指輪で弱い自分を守ろうとしているからそう思ってしまうのです。

でも、夫がかつて他の女性に高価な指輪をあげたことがあったとしたら、それはあなたにとってはショックなことかもしれません。なぜなら、あなたは「自分と過去の女を比較し自分が劣っていたから、過去の女の方が高い指輪を贈られていた」と考えてしまいがちだからです。そんな気持ちを抱えたまま夫と日常を何事もないように過ごすなんてとてもつらいですよね。

「なんで私と結婚したの?」「なんで私のほうが安いの?」など、行き場のない「なんで」で心の中がいっぱいになり、夫に優しくできなくなってしまうかもしれません。行き場のない「なんで?」が自縛霊のようにまとわりついて、ふたりの結婚生活を脅かすことになる可能性もゼロではありません。

そんなトラブルを招いてしまうとしたら、せっかくの結婚指輪が台無しです。あなたの大切な旦那さんも、きっとつらい思いをすることになるでしょう。

そんなことが発覚したらどうすればいい?

気にする必要はありません。と言われても、気にするのが女性ですが……。しかし、自分よりも高い指輪を贈られたからといって、その女性のほうが女としての価値が高いなんてことはまったくありません。

愛する旦那さんは、あなたとこれから続いていく安定した生活を第一に考えて、無理のない価格の指輪を購入しているに違いありません。以前より不景気になり、残業代もカットされるなかで、がんばって買ってくれたことでしょう。あくまで過去は過去。時がたてば、世の中も変化し、個人のライフスタイルも変わっていくのです。

もしそんなことがあれば、一度はショックを受けるかもしれません。しかし「いくらの指輪をもらったか」ではなく、「どれだけ愛情を注がれたか」が女の価値です。旦那さんがこれから先もずっと一緒にいたいと思った人は、高い指輪をあげた過去の女性ではなく、いま隣でおそろいの指輪をつけているあなたなのです。

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