ゲストの好感度大！結婚式のスピーチのコツ

結婚式のスピーチを成功させ、周りと差をつける3つのポイント

【1】長いスピーチはご法度！3分以内にまとめよう

「結婚披露宴で困ったことランキングトップ5」の1位は「スピーチが長い」。（マクロミル調べ）自分のスピーチなら長くても3分以内にまとめておきましょう。必ず事前に原稿を作り、通して練習をしてどれくらい時間がかかるか測ってチェックしておくのがおすすめです。当日は緊張して早口になりやすいので、多少早めに終わる可能性もあります。

また、上司などにスピーチを依頼する場合も「スケジュールの都合で●分しかご用意できないのでご容赦ください」などと根回しをしておきましょう。友人スピーチを依頼する際も時間の目安をしっかり伝えて、ほかのゲストが退屈してしまわないように配慮するとベターです。

【2】スピーチは無茶ぶりしない

「結婚披露宴で困ったことランキングトップ5」の5位にランクインしたのは「スピーチを当日無茶ぶりされた」でした。（マクロミル調べ）スピーチ慣れしている人ならまだしも、一般的にはその場でいきなりスピーチを依頼されても月並みな言葉しか出てこず、かえって場がしらけてしまい、スピーチを依頼された側もゲストも微妙な心境になってしまうリスクがあります。

無茶ぶりはスピーチをする人も、スピーチを聞くゲストも、スピーチを依頼した新郎新婦も全員が損してしまう可能性が高いハイリスクな試みです。大失敗してしまわないように、スピーチを依頼する場合は必ず事前に伝えておきましょう。

【3】自分のスピーチはカラオケで練習する

どれだけスピーチ内容を暗記していても、マイクを持って話してみると意外と戸惑ってしまい、当日うまくいかない人が多いです。こうした予期せぬアクシデントが発生しないようにするには、なるべく本番に近い状況で練習するのがベスト。

おすすめなのはカラオケでの事前練習です。実際にマイクを持って立ち、スピーチの練習をしておけば落ち着いて凛としたスピーチがしやすくなります。実際にマイクでしゃべってみると、声色や声の大きさも聞きやすい塩梅に調整できます。それにより、微調整してから本番に臨めるのです。こうしたひと手間を挟んでおくだけで、ゲストにも一目置かれる流暢なスピーチがしやすくなります。

友人スピーチに欠かせない注意点

【1】パートナーの名前を間違えない

友人スピーチを依頼された時、友人のことはわかっていても結婚相手とは面識がないなどして名前がうろおぼえな場合もあります。名前を間違えるのはとても失礼なことなので、絶対に間違えないようにしましょう。

とはいえ、練習では完璧だったのに、本番になったとたん急に名前が飛んでしまい真っ白になってしまうこともあります。こうした危機を回避するために、小さいメモや手紙などを書いて手に持っておくと安心です。名前を呼びかけるのは冒頭部分なので、スピーチを始める前にちらっと見て確認しておきましょう。

また、メモではなく手紙にしておくと見栄えが良いので取り出しやすく、読み終わった後に友人にプレゼントできるので喜ばれます。暗記に自信がない方や、いざという時のために原稿を持っておきたい方は、ぜひ手紙にしたためてはいかがでしょうか。

【2】親族にも喜ばれる内容にする

気心知れた友人だからと笑いをとる面白いスピーチにするのもひとつのやり方ですが、親族もいることを忘れないようにしましょう。あまりにもエッジの効いた話題にすると、親族が不快に感じるリスクもあります。その場にいる全員が笑顔で聞ける話題を選び、バランスに気を付けてスピーチの内容を組み立てていくのがおすすめです。

また、結婚式なので過去の恋愛にふれるのはやめておきましょう。新郎新婦は気にしない可能性もありますが、ゲストのなかには疑問を感じてしまう人がいるかもしれません。あまり奇をてらわず、全員が楽しく聞ける話題選びを最優先してください。

また、友人だから知っているエピソードを選ぶのも大切なポイント。新郎新婦がスピーチを自分に依頼した理由を考えながら、新郎新婦が喜びそうな話題を選ぶこともとても重要です。自分だから知っているエピソードを交え、起承転結を組み合わせて構成すればほぼ外すことはありません。

結婚式のスピーチはゲストが耳をすませて聞くポイントです。スピーチの内容によって話す人の人柄が見えてくるものなので、適当にノリで話さず、事前に話す内容をしっかり推敲しておきましょう。きちんと考え、練習したスピーチもクオリティは高いものです。ゲストに好印象を与えるスピーチで、結婚式をランクアップさせましょう。