結婚指輪の賢い探し方って？失敗しないためのチェックリスト

【探し方前編】お店に行く前のチェックリスト

【1】予算を決める

結婚指輪は数えきれないほどたくさんあるので、まずは予算を決めて絞り込みましょう。夫婦ふたり合わせて20～30万円が相場なので、予算を決められない方はまず相場で予算設定するのがおすすめです。あるいは、結婚準備金の上限だけ先に決めて、そこから結婚式費用や新生活準備費用を差し引いた金額を結婚指輪の資金に充てるのもいいでしょう。

【2】納期を決める

結婚式を挙げる方は、挙式で指輪交換をするケースがほとんどなので、結婚式までには結婚指輪が必要です。また、結婚式前に前撮りをする方は前撮りの時にもあった方が理想的。結婚式より前に入籍する場合は、ふたりで相談してそれまでに購入するかどうか決めましょう。
ただ、結婚式より前に結婚指輪をつけると、結婚式当日までに汚れや傷がついてしまう可能性があります。結婚式前にクリーニングや磨き直しをすればきれいな状態になりますが、結婚式当日の写真撮影のために新品同様のきらめきをキープしたい方は、結婚式前の着用を控えた方が安心です。

【3】オーダーメイドか既製品か決める

結婚指輪はオーダーメイドにするか既製品にするかで納期が1～2か月変わります。急いでいる方は、オーダーメイドの結婚指輪だと間に合わない可能性も。どこまでオリジナリティを出したいか、ブランドにこだわるかなどさまざまな条件と照らし合わせて、どちらにするか決めましょう。
また、セミオーダーの結婚指輪も最近は増えていて、既存のデザインを自由に組み合わせることで自由度の高いデザインオーダーができるブランドも多くあります。場合によっては、折衷案としてセミオーダーの結婚指輪を購入するのもおすすめです。自分で結婚指輪のデザインイメージが抱けていない方でも、セミオーダーであればスタッフのアドバイスを聞きながら理想の結婚指輪をデザインできます。

【4】気になるショップリストを作る

結婚前はなにかと予定が詰まりがちで、顔合わせや式場との打ち合わせなどで時間の余裕がなくなります。そのなかで理想の結婚指輪を見つけるには、ある程度の下調べをして効率的に店舗を回る必要があります。
事前に気になる結婚指輪をピックアップして、実際に足を運びたいショップをリストにしてまとめておきましょう。市街地であればさまざまなブランドが集まっているので、1日で一気に回ることができます。ショップの所在地もいっしょに確認して回るルートまでイメージしておけば、賢い探し方ができます。

【探し方後編】お店でのチェックリスト

【1】結婚指輪をつけた時の全身バランスを見る

指輪と言うとどうしても手元だけ確認しがちですが、全身のバランスを見るのも大切です。お店で気になる結婚指輪を試着したら、姿見で全身チェックするのが上級者の探し方。自分の雰囲気と結婚指輪のテイストがマッチしているかどうかがよくわかります。

【2】普段の服装と合うかチェックする

結婚式ではドレスアップしているのでどんな結婚指輪でも美しくなじみますが、普段の服装と結婚指輪の雰囲気がマッチしているかも確認しておきましょう。特に結婚指輪は日常生活でずっと身につけているアクセサリーなので、普段の服装と合わなければ「買って失敗した！」と落ち込んでしまうことに。結婚指輪の上手な探し方として、普段の服装でお店に行くことが重要です。

【3】購入後のアフターサービスを確認する

ついつい買って満足、となりがちですが、結婚指輪は買ってからが長いです。生涯身につける結婚指輪は汚れたり傷ついたりして当然。きれいな状態で使い続けるには、定期的なメンテナンスが欠かせません。お店に行ったら、スタッフの方にどんなアフターサービスがあるか、またそのサービスが無償か有償かも合わせて確認しておきましょう。アフターサービスが充実していないと、クリーニングなどのメンテナンス費がかさんでしまって、「これだったらもっと高い結婚指輪が買えたのに！」と後悔するかもしれません。

【4】20年後の自分でも似合うか

結婚指輪は生涯身につけるからこそ、歳を重ねても似合うデザインを選ぶのが賢い探し方です。40歳、50歳、60歳になっても似合う普遍的なデザインか、時代を経ても色褪せない魅力的なデザインかをしっかり見極めましょう。たとえば、クラシカルなデザインは時代に左右されないので、いつまでも気品あふれる魅力で指先を彩ってくれます。

結婚指輪の探し方のポイントをおさえておけば、買った後に後悔することもありません。賢い探し方をするには、下調べが必要不可欠！一生モノの結婚指輪だからこそ、妥協せずに選び抜いて運命の結婚指輪を見つけましょう。