新潟のウェディング事情徹底調査♡

新潟県は神社の数が日本一。そのためウェディングで和装婚を選ぶカップルも多く、全体的に結婚式をしっかりと行う傾向があります。そんな新潟県の結婚式予算やトレンド、引き出物の特徴などを徹底調査しました！

新潟の結婚式は全国平均よりも盛大な傾向にあり！

新潟県の結婚式では、挙式、披露宴・披露パーティの平均総額は372.0万円。全国平均が354.8万円なので20万円近く高い金額で、新潟県は結婚式を盛大に行う傾向があるようです。また、招待客1人あたりの挙式、披露宴・披露パーティ費用は6.1万円で、料理＋飲み物費用の合計は1万8900円。料理以外の費用が多くかかっていることがわかります。

また、挙式、披露宴・披露パーティを「どちらも行った」人が95％、「挙式のみ」の人が5％、「披露宴・披露パーティのみ」の人が1％となっていて、結婚式を簡略化するカップルも少ないようです。

結婚式の演出のトレンドは、カジュアルでアットホームさ。結婚式そのものをゲストと共有して、参加型の結婚式演出を好む傾向があります。披露宴では、自分たちらしさを表現する装飾が人気で、花以外を使った装飾やBGMにこだわるなど、個性的な空間づくりに力を入れるようになってきました。
※ゼクシィ 結婚トレンド調査2017 調べ

おもてなしの極み！
新潟の引き出物は5品もあるって知ってた？

新潟のカップルが結婚式でギフトを用意した割合は97％で、ほとんどの人がギフトを用意しています。1人あたりのギフトの合計品目数は「3品目」が33％で最も高かったものの、「5品目」が29％で2位。実は新潟県の引き出物は、正式には5品とされているのです。

5品目の内訳は、まず一般的なバウムクーヘンなどの引き菓子と、カタログギフトや食器などの記念品の2つ。
変わっているのが「松の葉」。1000円前後が相場で、タオルや風呂敷などにふたりの名前を入れて名刺代わりに贈ります。
そして、食品類を籠につめた「籠盛り」。2000円～3000円を目安に、日持ちする乾物やハム、鰹節などを入れるのがメジャーです。
最後に赤飯。新潟県では引き出物の定番品で地域によって豆が違うこともあり、長岡では醤油おこわを入れるケースもあります。

実際に新潟県カップルが選んだ引き出物としては、「カタログ式ギフト」が88％と最多。他には「食器類」が41％、「タオル・傘などの生活用品」が29％と続いていて、選ばれる割合としては一般的な品物が多いようです。

ただ、やはり引き出物が豪勢な傾向があり、1人あたりの引き出物の平均金額は7100円。全国平均は5300円なので、約2000円も高くなっています。割合としては「3千～4千円未満」が28％で一番高いものの、「5千～6千円未満」が17％と高めの引き出物を選ぶカップルの割合が全国平均よりも多いため、新潟県の平均金額が上がっていると考えられます。

ちなみに、招待客によってギフトの中身を「変えた」人が97％、「変えなかった」人が3％となっていて、予算に合わせて親族や上司には5品目にして、他は3品目にするといった対応もできます。無理のない範囲で引き出物を選定しましょう。
※ゼクシィ 結婚トレンド調査2017 調べ